災害に対する心がけ

災害に対する心がけ

災害は、ある日突然私たちを襲い、地震は火災を、台風は洪水や地すべりを引き起こし、多くの家屋や人命を失います。 不測の事態に備え、日頃から非常持出品を用意したり、避難場所を確認するなど、災害に対する心構えが必要です。

 

災害に対する心構え

(1)避難場所の位置や道順を覚えておきましょう。
(2)家族がはぐれたときの集合場所や、連絡方法を話し合っておきましょう。
(3)非常時の持出品の準備をしておきましょう。
(4)倒れやすい家具等は固定しておきましょう。
(5)屋根・窓・壁・塀などの危険箇所は早めに補修しておきましょう。
(6)消火器はよくわかるところに置いておきましょう。
(7)浴槽や洗濯機に水をためておきましょう。

 

非常持出品

食料・・・・
缶詰、レトルト食品などを最低1週間分は備え、定期的に取り替えておきましょう。
飲料水・・・
1人1日あたり3リットルの水が必要です。
家族数に応じて最低でも3日分の飲料水を用意しておきましょう。
常備薬品・・
常備薬のほかに応急措置用の医薬品も備えておきましょう。
その他・・・
ラジオ、ローソク、ヘルメット、貴重品など

 

災害時の心得・災害が発生したら

地震のとき

(1)まず落ち着いて、座布団などで頭部を保護し出口を確保する。
(2)素早く火の始末をし、テーブルなどの下に入り身の安全を守る。
(3)デマに惑わされず、正しい情報を入手する。

 

台風のとき

(1)大雨に備えて排水溝・といを掃除する。
(2)戸外の飛ばされやすい物、流されやすい物を片付ける。
(3)水害の恐れのあるときは、家財などを高いところへ上げる。
(4)強風に備えて雨戸を閉める。
(5)台風の進路、気象情報に注意する。

 

避難するときは、慌てずに!

(1)ガス、電気はもちろん、火の始末や戸締りを完全に。
(2)非常時の持出品を忘れないように。
(3)避難は徒歩で、持ち物は最小限に。
(4)正確な情報に基づき、家族、隣近所一団となって冷静に行動しましょう。